ラグビー全国大学選手権とライスボウル

 2日のラグビー全国大学選手権の準決勝をテレビ観戦。早稲田対東海、帝京対法政とも、レベルの高い、いいゲームだった。ただ、東海大はもうちょっとやれたのでは。力を発揮する前に、早稲田に先行され、ちょっと空回りした感じか。

 それにしても、この準決勝4校は、すべて過去の全国大学選手権で京都産業大学と対戦実績がある。特に、帝京対法政戦を見ていたら、この2校には、2006年の1回戦、準々決勝で京都産業大学が競り勝ったことをどうしても思い出してしまい、複雑な気持ちになった。京都産業大学の出場していない全国大学選手権を20数年ぶりに味わっているが、これほど寂しさを痛感するのは今年限りにしてほしいものだ。今年はなんとか立て直して、新しい京都産業大学ラグビーをみせてほしい。

 3日のライスボウルアメリカンフットボールの日本一決定戦もテレビ観戦。学生1位の立命と社会人1位のパナソニック電工戦。大方の予想を覆し、立命が日本一になった。最後の最後まで手に汗握る、すばらしい試合だった。第4クオーター残り7秒でパナソニッククオーターバックが放ったロングパス。滞空時間が長くて、スローモーションを見ているようだったが、キャッチしたのはパナソニックではなく、立命ディフェンス陣だった。すばらしきインターセプトで試合終了。

 京都産業大学アメリカンフットボール部もライスボウルとまでは言わないけど、10数年ぶりになると思うが、1部へ復帰し、立命関学、京大の関西3強を苦しめる存在になってほしいものだ。