ラグビー日本代表宮崎合宿と廣瀬佳司選手

 シーガイア(宮崎市)で行われているラグビー日本代表の宮崎合宿に再び行ってきた。

 京都産業大学出身、三洋電機田中史朗(ふみあき)選手は、相変わらずすばやいパス回しと機敏な動きで精力的に練習をこなしていたが、全体練習終了後、その田中選手がグランドで私服の男性としばらく話しをしていた。スタッフでもなさそうだし、「誰だろう。」と思っていたが、田中選手と話しをしてみると、「廣瀬佳司さんですよ。」とのこと。

 廣瀬佳司選手といえば、京都産業大学ラグビーファンなら誰でも知っている。もちろん京都産業大学出身で、元トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属、元日本代表スタンドオフで、2005〜2006のシーズンでは、公式戦でのプレースキック成功率が91%だったというから驚きだ。

 「どうして宮崎に?」と聞いたところ、「コーチの勉強に来ている。」とのことだった。廣瀬選手には、神戸製鋼大畑大介選手とともに、これまで本当に楽しませてもらった。

 廣瀬選手に会ったのはグランドだったし、その場にボール(日の丸マーク入りだけど・・)もあったので、「ぜひプレースキックを蹴ってみてほしい。」と頼みたかったが、さすがにやめといた。

 現日本代表の田中史朗選手には、まずは「HSBCアジア五カ国対抗2010」で、そしてワールドカップで頑張ってほしい。そして廣瀬佳司選手には、今後指導者としての成功を心から祈りたい。