天理大学

 録画していた関西大学ラグビーAリーグの最終戦天理大学関西学院大学戦をビデオで見た。

 長年、この最終戦は、京都産業大学同志社大学というカードが定番だったのに、と思いつつ。ここまで圧倒的なスコアで勝ってきた、天理大学がどのくらいのラグビーをするのか、ここ数年関西勢が低迷する全国大学選手権でどの程度いけるのか、という関心もあった。

 まずは、解説者が、我が京都産業大学ラグビーのヒーロー、大畑大介氏とわかり、思い切り気分はよくなった。先般のワールドカップラグビーでも、わかりやすく元気のいい解説をしていたが、NHKの解説は初めてのこと。今年の4月にラグビー日本代表宮崎合宿で、大畑氏と少しだけ話しをしたが、今後も大畑氏の解説が増えるのかと思うと、大いに楽しみだ。

 試合の方は、天理が43対20で勝ったが、正直、天理のバックスの展開力やスピードがそれほどでもないのに、ちょっと驚いた。コンバージョンキックのミスも多かったし、外国人選手にもそれほどの強さがあったわたけでもないし、主力選手でけがのため出場できなかった選手のことを差し引いても、これでは、全国大学選手権であまり期待できないなと思った。

 最も、入れ替え戦に出場する我が京都産業大学ラグビーを考えると、天理のことなど、気にしている場合ではないのだが。