清水國明氏

 京都産業大学卒、元あのねのね清水國明氏の記事が、本日付日本経済新聞に掲載されていた。10年程前、宮崎市内で清水國明氏の環境保護に関する講演を聴いたことがある。「魚屋のオッサンの歌」ほかも歌ってほしかったが、歌はなく、まじめな講演だった。当たり前だけど。

 日本経済新聞の記事は以下のとおり。

 一緒に見る夢 〜 タレント清水国明氏(交遊抄) 〜

 山梨県富士河口湖町で暮らす私の仲間の一人が船井財産コンサルタンツの平林良仁社長だ。二〇〇三年に出会って以来、ご来光を拝みに一緒に富士山に登ったり、水上スキーに興じたりと、一緒によく遊んだ。河口湖でモーターボートを走らせる楽しみを伝えたのも私だと自負している。

 平林さんは同町で自然暮らし体験施設「自然楽校」を経営する私のビジネスの師匠、同志でもある。当初は非営利組織(NPO)で運営していた事業を熱心に支援してもらったが、私が会社を興した際に「これからは事業家として見るからね」と宣言された。

 新規事業への出資を投資家にお願いするプレゼンテーションでは「こんなのは事業計画じゃない」と、何度も手直しさせられた。おかげで計画立案の力はかなり鍛えられたと思う。現在ではプレゼン能力にはいささか自信がある。

 今、平林さんと「河口湖エンターテインメントタウン」構想を暖めている。河口湖周辺に十館程度の劇場を設けて自分の劇場を持ちたい芸能人に提供し、新趣向のショーを毎晩見せる。彼らが住む「村」もつくろうと考えている。

 「夢にも数字を伴わせなければダメ」と平林さん。一緒に夢を見ながら計画を練り上げていく作業には、単なるビジネスでない楽しさがある。