阪神 赤星選手引退

 学生時代に京都産業大学の友人と、甲子園に巨人対阪神戦を初めて見に行った時、応援合戦等のものすごい熱気に、びっくりした。阪神ファンではないが、甲子園で聞く六甲おろしは格別だ。

 2006年に宮崎市行われたプロ野球オールスターゲームでは、当番こそなかったものの、京都産業大学出身のオリックス平野佳寿投手が参加した。このゲームでは、外野の守備についた阪神タイガース赤星憲広選手が、外野スタンドに向かって、帽子を取って丁寧に頭をさげていたのが印象的だった。

 その赤星選手が、首のけがのため引退を決意したと報道されている。まだ若いし、体力・技術的にはまだまだやれるのだろうが、ひとつ間違えば、日常生活さえ支障が生じる可能性があるというのだから、引退は仕方がないのだろう。

 宮崎でファンに向かって律儀にあいさつをしていた赤星選手の、引退後の活躍を心から祈りたい。