宮崎で名曲「蕾(つぼみ)」 コブクロ

 先日、コブクロ小渕健太郎氏が宮崎に帰省。友人のお母さんを見舞うため、宮崎市内の病院を訪れた際、「蕾」を歌ってほしい、という求めに応じて、病室で「蕾」を歌ったそうだ。小渕氏は、歌の途中、自身のお母さんを思い出したようで、涙でところどころ声がとぎれがちになりながらも、心をこめて歌ってくれたとのこと。

 一昨年の大晦日、NHK紅白歌合戦で司会を務めた、京都産業大学出身、笑福亭鶴瓶師匠が、このコブクロの「蕾(つぼみ)」について、「小渕健太郎氏が亡くなったお母さんを想って書いた歌」と紹介した。小渕氏のお母さんは彼の上京後、わずか4か月で亡くなってしまったそうだ。

 小渕氏が宮崎市内の病院で歌った「蕾」の話しを聞いて、あらためてこの曲を聴いてみた。この歌の背景には、宮崎市内の、彼の実家近くにある緑道公園の桜並木があるらしい。この緑道公園の桜並木や、テレビで鶴瓶先輩を見るたびに、この名曲を思い出す。