ダンロップフェニックストーナメント

 先日、浜田雅功のバラエティ番組で、石川遼池田勇太、薗田俊輔選手がヤングBig3チームを組んで芸能人とゴルフ対決をしていたが、ありえないコース設定でこの3選手のスライスショットやフックショットがすばらしかった。ハンデを背負っての見事なショットはさすがプロ。

 この3選手とも、11月に宮崎で開催されたダンロップフェニックストーナメントに参戦している。

 このダンロップフェニックストーナメントに、ここ数年、京都産業大学の先輩とボランティアとして参加しているのだが、今年はフェニックスカントリークラブで先輩に会えなかったのは残念。
 
 注目の石川遼選手は、特に初日がフェアウエーさえまともにキープできず、予選通過さえ危ぶまれる展開。そのせいだろうが、遼選手を取り巻く本選のギャラリーはここ3年間で最も少なかったのではないだろうか。

 そんな中で、遼選手と同じく賞金王をねらう池田勇太選手が、安定したプレーで、4日間を15アンダーで優勝。最終日18番ホールのバンカーからグリーンをねらうショットは、高低差がおそらく5m以上あり、非常に難しいショットだと思うが、見事にバンカーからボールをすくいあげた。このプレーはバックスタンドから生に見ていたが、すばらしいショットだった。

 池田選手は、表彰式でのコメントも印象的だった。内容もよかったが、メモを見ながらスピーチ。優勝が決まってから数分の間にメモしたのだろうが、大会関係者やボランティアやファンへの感謝の言葉などを忘れないようにメモしていたのだと思う。

 まだ若い池田勇太選手に、プレー以外でも好感を持った大会だった。

 来年は、また京都産業大学の先輩と一緒にこの大会でボランティアに参加したいし、池田勇太選手、石川遼選手のいいプレーも楽しみにしたい。

 もうすぐ2011年。京都産業大学同窓会の皆さん、よいお年を。そして2011年がよい年でありますように。