今、必殺仕事人が面白い

 今年初めから、テレビ朝日系で、「必殺仕事人2009」が放送されている。必殺仕事人シリーズは、1979(昭和54)年から放映されているというから驚きだ。

 当時も今も宮崎では、テレビ朝日系の番組は見れないが、今では、宮崎でもケーブルテレビと契約していれば、この番組を見ることができる。ほとんどの俳優が変わっているとはいえ、学生時代にテレビで見ていた番組を、今だに見れるというのも感慨深い。

 1月4日に放送された2時間スペシャルは、関西地区の視聴率25.8%だそうだ。息子がこの番組を毎週見ているので、聞いてみたら、結構高校生の間でも、「面白い」と評判の番組らしい。根強い人気があるのだろう。放送延長が決まったと報道されている。

 金曜日の夜9時の番組、いわゆる「金9」で、時代劇が放送されるのは、テレビ朝日初のことらしい。大覚寺や京都映画撮影所で撮影されているが、先日は東福寺がでてきて、びっくりした。また、毎回の豪華キャスト陣も楽しませてくれている。

 最近気づいたが、からくり屋の源太のところで、小料理屋で働いている小僧は、人気漫才コンビ「まえだまえだ」の兄貴の方だそうだ。なかなかいい演技をしている。

 個人的には、少年隊の東山紀之演じる渡辺小五郎の義理の母役を好演している、野際陽子さんに注目している。

 野際さんは、当ブログ管理人が学生時代にアルバイトしていた上賀茂の料理屋によく来られていた。もう30年近く前になる。注文のやりとりなどで、何度か言葉を交わしたが、いつも上品でにこやかな方だった。

 あの頃は、当時のご主人、千葉真一さん、子どもさんと家族での来店だった。管理人にとっての野際陽子さんは、「キーハンター」のイメージでもなく、「必殺仕事人」の小うるさい義理の母のイメージでもない。

 「必殺仕事人2009」を見るたびに、野際陽子さんの、やさしい笑顔を思い出す。