魔王の怒りか

ksumiyazaki2011-01-27


 高千穂河原から、韓国岳(からくにだけ)への霧島連山縦走コースを登ると、途中に中岳(なかだけ)と新燃岳(しんもいだけ)がある。息子がまだ小さかった頃、一緒によく登ったが、新燃岳の火口付近はルートも安全で、歩きやすく、広々とした美しい景色が広がっている。

 今、その新燃岳が断続的な噴火を続けている。「雨のように降り注ぐ火山灰や噴石、不気味な地鳴り・・」などと報道されているが、昨夜から今朝にかけての地鳴りというか窓ガラスにビンビン響く振動はすごかった。

 小林で桜島の噴火の振動を経験したことがあるが、宮崎市内でこれほどの火山振動を感じるのは非常に珍しい。昨夜は、宮崎市内のマンションなど高い位置からは、真っ赤な稲妻のような光が見えたそうだ。

 地鳴りのような振動を感じて頭に浮かんだのは、わが京都産業大学応援歌のフレーズ「魔王の怒りか・・・」。新燃岳の噴火は、魔王の怒りなのか。口蹄疫鳥インフルエンザ新燃岳。一体宮崎はどうなっているのか。

 魔王の怒りが静まるのをただ待つだけなのか・・・。